こんにちは。不用品回収歴18年、遺品整理・生前整理のお手伝いを始めて15年。
Purchase&Planningです。
今回は、遺品整理で出てきた衣類の処分方法と注意点についてお伝えします。
遺品整理をする際には、故人が大切にしていた衣類も多く出てくることでしょう。
しかし、衣類は場所を取るだけでなく、劣化したり虫食いになったりする可能性もあります。
そこで、遺品整理で出てきた衣類は、適切に処分する必要がありますが、どのように処分すれば良いのでしょうか?
ここでは、遺品整理で出てきた衣類の処分方法と注意点をご紹介します。
遺品整理で出てきた衣類の処分方法
遺品整理で出てきた衣類の処分方法は、大きく分けて7つの方法があります。
– 葬儀の際に、故人に着せる
– 遺族同士で形見分けする
– 普通ごみとして処分をする
– リサイクルショップやフリマアプリなどに持ち込む
– 不用品回収業者に依頼する
これらのような方法が一般的ですが、量が多い場合や時間がない場合には、不用品回収業者に依頼するのが最適な選択となります。
それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
葬儀の際に、故人に着せる
葬儀や火葬がまだ行われていない場合に適しています。
故人がお気に入りだったり思い入れのある衣類を着せてあげることで、故人も喜んでくれるかもしれません。
また、故人が着用した衣類はそのまま火葬場に持って行ってもらえますので、後から処分する手間も省けます。
ただし、故人が着せられる衣類は1着だけですし、着せられない場合もあります。
ご遺族の想いがこもっているようなお洋服を着せてあげるのがよいでしょう。
なぜならば、想いがこもっているようなお洋服だと、処分する際に一番困ってしまうからです。
その時に困らないよう、処分を計画する必要があります。
形見分けする
故人の親族や友人などに衣類を譲るのも、一つの方法ですね。
形見分けすることで、故人の思い出を共有できますし、自分で処分する必要もありません。
この場合は、形見分け後にご遺族同士でトラブルにならないようにしっかり話し合って分けましょう。
普通ゴミとして出す
高槻市で最も一般的で簡単な方法ですが、大量処分の際には注意が必要です。
大量の衣類の場合、普通ごみとして処分できずコチラの記事にあるような臨時ゴミサービスを利用しなければなりません。
お時間がある方はご確認ください。
リサイクルショップやフリマアプリなどで販売をする
ご遺品の中には、自分では使わないけどす、捨てずに誰かに使ってもらいたい。
このような気持ちがある方も多いのではないでしょうか?
このような場合は、リサイクルショップへ買取して貰ったり、ヤフオクやメルカリなどのオークションやフリマアプリで販売しても良いのではないでしょうか?
ただし状態が良い場合に限るのは言うまでもありません。
やはり、次に使う方もあまり傷んでいたり、故人の想いが入っている衣類を使いたいとは思いませんよね。
また、注意しなければいけないことは、オークションやフリマアプリの使用料と、買い手が見つかった時の送料です。
梱包材が必要であったり、梱包材の購入であったりとかなり手間がかかることがデメリットじゃないでしょうか?
不用品回収業者に依頼する
遺品整理で衣類を処分する場合、一緒にタンスや家電、ゴミ類など様々な物品を処分することもあるのではないでしょうか?
当社の場合、遺品整理認定協会の会員ですから、しっかりと仕分けをし、さらにテレビや家電などリユースが可能な物品がある場合、お買取をして作業量から相殺することも可能です。
遺品整理で出てきた衣類の処分のタイミング
遺品整理で出てきた衣類の処分のタイミングは、基本的には遺品整理が終わった後です。
しかし、葬儀や火葬、形見分けなどに使用する場合は、それらのイベントが終わった後になります。
また、ゴミとして出す場合やリサイクルショップやフリマアプリなどに売る場合、寄付する場合などは、自身のスケジュールや自治体のゴミ回収日、団体や施設の受付時間などに合わせて行います。
まとめ
遺品整理で出てきた衣類の処分方法は様々ですが、どの方法を選択するにしても故人への敬意を忘れずに行うことが大切です。
また、衣類の処分は時間や手間がかかりますので、早めに始めて余裕を持って行うことをおすすめします。
今回は、遺品整理で出てきた衣類の処分方法と注意点についてご紹介しましたが、皆様のお役に立てれば幸いです。