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【業者が教える】遺品整理 3LDKならいくらかかる?

3LDKほどの遺品整理はどのくらいの費用がかかるのでしょうか?
遺品整理の費用は、お部屋の間取りというよりは、【物量】及び【お買取品目の有無】で決まる場合が多いです。
この記事では、一般的な3LDKの遺品整理費用を相場を踏まえて解説いたします。

Purchase&Planning 代表
竹内 優貴

この記事の監修

遺品整理士協会認定 遺品整理
遺品整理士協会認定 遺品査定
特殊清掃センター認定 特殊清掃士
大阪府警本部 許可 古物商取得

大阪・兵庫を中心に遺品整理・不用品回収を18年行っているPurchase&Planning。業界の良いところ、悪いところ熟知しています。

お見積もりは、どこでも無料ですので、ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。

遺品整理の必要性

遺品整理とは、故人が残した物品や書類などを整理することです。遺品整理をする目的は、故人の遺志を尊重し、遺族の気持ちを癒すこと、遺品整理をすることで、故人の人生や思い出を振り返ることができますし、居宅スペースの確保という面も大きいでしょう。

そんな遺品整理をする際には、次のポイントに注意しましょう。

故人の意向を尊重

   故人が残した遺言や指示などがあれば、それに従って遺品整理を行います。故人が特に指示を残していない場合は、故人の性格や趣味などを考えて、故人の意向に沿った形で遺品整理を行います。

– 遺族の気持ちを配慮する

   故人との別れを受け入れるための大切なプロセスです。遺族の気持ちに配慮して、ゆっくりと時間をかけて遺品整理を行います。また、遺族が一緒に参加できるように、日程や方法などを相談します。

整理方法を工夫する

   故人が残した物品や書類などを分類し、必要なものと不要なものに分ける作業です。

遺品を分類するところから

遺品整理は分類(仕分け)しないと始まりません。

タンスやテーブルなどの家具から始まり、写真などのアルバム、貴金属、衣類など様々なものがあります。

分類方法は、故人の関係性や価値観などによって異なりますが、次のように分類してきましょう。

    – 保存するもの:故人や遺族にとって思い出深いものや価値のあるものなど

    – 譲渡するもの:故人が望んでいた相手や団体に寄付したり贈呈したりするものなど

    – 処分するもの:使用できないものや破損しているものなど

– 換金するもの:貴金属やブランド品は買取のサービスを利用することで、現金化できます

遺品整理業者の選び方

遺品整理業者を選ぶ際には、次のようなポイントに注意してください。

– 見積もりや契約内容をしっかり確認する

– 口コミや評判をチェックする

– 資格や実績を確認する

– アフターサービスや保証を確認する

– 追加料金やキャンセル料金がないか確認する

少し手間はかかりますが、この作業を省くと思わぬ作業代を請求されたり、大切なお家が傷ついても保証がなかったりと、トラブルに発展しかねませんから、必ず、上記項目をチェックしてください。

3LDKの費用相場

遺品整理 3LDKの費用相場は、業者によって異なりますが、一般的には8万円から12万円程度です。費用に影響する要因は、次のような要因があります。

– 遺品の量や種類

– 作業員の人数や時間

– 処分方法や処分先

– 清掃内容や清掃範囲

– 搬出距離や搬出階数

– 特殊作業やオプションサービス

次の表は2DKの費用相場の例です。参考までにご覧ください。

業者名費用内訳
A社15万円~分別・処分・清掃・搬出
B社18万円~分別・処分・清掃・搬出・遺品の買取
C社20万円~分別・処分・清掃・搬出・遺品の買取・遺品の寄付
D社25万円~分別・処分・清掃・搬出・遺品の買取・特殊清掃

遺品整理 費用を節約する方法

費用を節約する方法は、次のようなものがありますから参考にしてください。

冒頭にも紹介した通り、【物量】及び【お買取品目の有無】によって費用は決まります。

物量を減らす、また、買取物を洗い出すことによって、遺品整理の料金を下げることができるでしょう。

– 遺品を事前に整理して量を減らす

– 遺品を自分で処分する

– 遺品を買取や寄付に出す

– 複数の業者に見積もりを依頼する

– 交渉や値切りをする

– クーポンや割引を利用する

この章のまとめ

遺品整理 3LDKの費用相場は、15万円から25万円程度です。費用に影響する要因は、遺品の量や種類、作業員の人数や時間、処分方法や処分先、清掃内容や清掃範囲、搬出距離や搬出階数、特殊作業やオプションサービスにより左右されます。

費用を節約する方法は、遺品を事前に整理して量を減らす、遺品を自分で処分する、遺品を買取や寄付に出す、複数の業者に見積もりを依頼する、交渉や値切りをする、クーポンや割引を利用するなどです。

では、同じ間取りである3LDKでも、遺品整理の費用に差が生じる理由は何でしょうか?
また、遺品整理を安くする方法とはどのようなものでしょうか?詳しく、見ていきましょう。

同じ間取りで料金に差が生じる理由

3LDKの物件でも、遺品整理の費用に差が生じる理由は主に次の3つです。

– 遺品の量

– 遺品の種類

– 遺品整理業者の基本的な料金体系

それぞれ詳しく見ていきましょう。

遺品の量

遺品整理の費用は、遺品の量によって大きく変わります。一般的に、遺品の量が多ければ多いほど、費用も高くなります。これは、遺品を搬出する際に必要なトラックや人員の数が増えるためです。また、遺品を処分する際にも、廃棄物処理費やリサイクル費用などがかかります。そのため、遺品の量を減らすことができれば、費用を抑えることができます。

遺品の種類

遺品整理の費用は、遺品の種類によっても変わります。一般的に、大型家具や家電などの重量物や粗大ゴミは、搬出や処分に手間やコストがかかるため、費用が高くなります。

また、特殊清掃が必要な場合や有害物質が含まれる場合も、費用が高くなります。そのため、重量物や粗大ゴミは事前に処分することや、特殊清掃や有害物質の対応を専門業者に依頼することで、費用を抑えることができます。

遺品整理業者の料金体系

遺品整理の費用は、遺品整理業者の料金体系によっても変わります。
一般的に、遺品整理業者の料金体系は次の3つに分かれます。

– 面積別料金

– 遺品の量別料金

– 一律料金

面積別料金は、物件の面積に応じて費用が決まる料金体系です。この場合、遺品の量や種類に関係なく、一定の費用がかかります。遺品の量が少ない場合は少し勿体無い料金体系でもありますが、重量物や粗大ゴミが多い場合は、面積別料金がお得になる可能性があります。

遺品の量別料金は、遺品の量に応じて費用が決まる料金体系です。この場合、遺品の量が多ければ多いほど、費用も高くなります。反対に、重量物や粗大ゴミが少ない場合は、遺品の量別料金がお得になる可能性があります。

一律料金は、物件の面積や遺品の量に関係なく、一定の費用がかかる料金体系です。この場合、遺品整理業者によって設定された条件を満たしていれば、費用が変わりません。面積別料金や遺品の量別料金と比較して安くなる場合もありますが、条件を満たさない場合は追加料金が発生する場合もあります。

遺品整理業者の選び方

遺品整理の費用は、遺品整理業者の選び方によっても変わります。一般的に、遺品整理業者は次の3つに分かれます。

– 全国展開している大手業者

– 地域密着型の中小業者

– 不正な営業を行う悪徳業者

全国展開している大手業者は、信頼性や安全性が高く、サービス内容やアフターサービスも充実しています。しかし、広告費や人件費などの経費が高くなるため、費用も高くなりやすいです。

当社のような地域密着型の中小業者は、地元で長年営業していることで信頼性や安全性が高く、サービス内容やアフターサービスも充実しています。また、経費を抑えることで費用も安くすることができます。しかし、関西圏限定などと、対応エリアやサービス内容に限りがある場合もあります。

不正な営業を行う悪徳業者は、安い見積もりを提示して契約を結ばせた後に、追加料金を請求したり、不必要なサービスを強要したりすることで利益を得ようとする業者です。悪徳業者は、信頼性や安全性が低く、サービス内容やアフターサービスも不十分です。

遺品整理を安くする方法とは

遺品整理を安くする方法には、大きく分けて次の3つがあります。

それぞれの方法のメリットとデメリット、注意点を見ていきましょう。

自分で行う

自分で遺品整理を行う場合は、費用を最小限に抑えることができます。また、故人の遺品に触れることで、故人との思い出を振り返ったり、故人の人生を偲んだりすることができます。

しかし、自分で行う場合は、次のようなデメリットや注意点もあります。

時間や労力がかかる

遺品整理は、故人の部屋や家全体を対象にする場合が多く、多くの物量に対応する必要があります。そのため、自分で行う場合は、時間や労力がかかります。特に、故人が生前に物をため込んでいた場合や、大型家具や家電などの重量物が多い場合は、作業が困難になる可能性があります。

適切な分別や処分ができない場合がある

遺品整理では、故人の遺品を大別して次のように分別します。

– 役立つもの(引き継ぐもの・譲渡するもの・寄付するもの)

– 役立たないもの(廃棄するもの・回収するもの)

役立つものは、家族や親族などに引き継いだり、友人や知人などに譲渡したり、慈善団体などに寄付したりします。役立たないものは、不燃物や可燃物などに分けて廃棄したり、リサイクルショップや不用品回収業者などに回収してもらったりします。

しかし、自分で行う場合は、適切な分別や処分ができない場合があります。例えば、

– 故人の想い入れがあるものや価値がわからないものを捨てられない

– 分別方法や処分方法がわからない

– 処分費用や回収費用が高くつく

などの問題が発生する可能性がありますから、遺品の送料をしっかりと把握することが重要です。

感情的になってしまう場合がある

自分で遺品整理を行う場合は、故人の遺品に触れることで感情的になってしまう場合があります。例えば、

– 故人の死を受け入れられない

– 故人との思い出に涙する

– 故人との未解決の問題に苦しむ

などの反応が起こる可能性があります。故人を偲ぶには必要なことかもしれませんが、作業が進まなくなってしまうので、あまり手が止まってしまうことが多いのであれば早めに業者へ依頼しましょう。

業者に依頼する

業者への依頼は費用がかかるものの、時間効率や、遠方の方にとってはメリットが非常に大きいものです。詳しく見ていきましょう。

時間や労力を節約できる

業者に遺品整理を依頼する場合は、自分で作業する必要がありません。業者は、故人の遺品や家財道具を素早くかつ丁寧に整理してくれます。また、大型家具や家電などの重量物も、業者が搬出してくれます。

適切な分別や処分ができる

業者に遺品整理を依頼する場合は、適切な分別や処分ができます。

– 役立つものは、家族や親族などに引き継いだり、友人や知人などに譲渡したり、買取サービスを併用する

– 再利用できないものは、不燃物や可燃物などに分けて廃棄、家電リサイクル法などに則って正しい処分を行う

感情的にならない

当たり前ではありますが、業者は故人と関係性がないことが多いため、感情に左右されず作業を進めることができます。

遺品整理業者へ確認すること

この章では、遺品整理を業者へ依頼する際の注意事項があるので、次の点を確認しましょう。

追加料金・オプションの有無を確認

3LDKの遺品整理料金は、一般的には6万円から12万円程度とされていますが、これはあくまで目安であり、実際には依頼内容や業者によって異なります。

– 特殊清掃が必要な場合(血液や体液などの汚染物質の除去)

– 不用品の処分が必要な場合(家具や家電などの回収や廃棄)

– 分別や仕分けが必要な場合(故人の希望や遺族の要望に応じて物品を分ける)

– 保管や搬送が必要な場合(遺族への引き渡しや移送先への配送)

これらのサービスはすべてオプションとして別途料金がかかることが多いため、事前に見積もりを取って確認しておくことが大切です。

部屋の養生を行ってくれるかを確認

遺品整理を行う際には、部屋の養生も重要なポイントです。養生とは、作業中に部屋の壁や床などを傷つけないように保護することです。遺品整理は、物品の搬出や移動などで部屋にダメージを与える可能性が高いため、養生をしっかりと行ってくれる業者を選ぶことが望ましいです。

部屋の養生を行ってくれるかどうかは、見積もりや契約時に確認しておくことがおすすめです。

遺品整理業者のメリット(当社の場合)

– スピーディーな対応:
見積もりから作業完了まで最短3日で行うことができます。急な遺品整理にも対応可能です。

– 買取サービス:
遺品の中に貴金属やブランド品などの買取可能なものがあれば、作業費用から差し引くことができます。買取価格は市場価格に基づいて決められます。

– アフターサービス:
遺品整理後に発生する不用品の処分や清掃、リフォームなどのアフターサービスも行っています。遺品整理後の住まいの再生にも寄り添います。

– 専門スタッフ:
当社は、遺品整理士の資格を持っています。遺品整理士とは、遺品整理に関する知識や技術を持ち、故人やご遺族に寄り添うことができる専門家です。遺品整理士は故人やご遺族の気持ちを尊重し、丁寧かつ迅速に作業を行います。

当社の料金

当社の料金は次のようになっています。

面積料金
1K29,800円
1DK39,800円
1LDK49,800円
2DK59,800円
2LDK69,800円
3DK79,800円
3LDK89,800円

目安の料金ですので、訪問見積もりで料金を算出させていただいております。

※料金は税込みです。

※面積は畳数ではなく、部屋数で計算されます。

※料金には作業費用、軽トラック1台分の不用品処分費用、清掃費用が含まれます。

※追加料金が発生する場合があります。例えば、不用品が軽トラック1台分より多い場合や、特殊清掃が必要な場合などです。詳しくは見積もり時に確認してください。

当社の口コミ

遺品整理の口コミをいくつか紹介します。

– 「父が亡くなり、急ぎで遺品整理をしなければならなかったのですが、Purchase&Planningにお願いして良かったです。見積もりから作業完了まで3日で済みましたし、買取サービスも利用できて助かりました。スタッフの方も親切で丁寧でした。」

– 「母の遺品整理をPurchase&Planningに依頼しました。母の遺品は大切に扱ってもらえたと感じました。アフターサービスも充実していて、不用品の処分や清掃だけでなく、リフォームの相談もできました。遺品整理後の住まいの再生にも力を貸してくれました。」

– 「Purchase&Planningは本当にスピーディーで効率的です。遺品整理士の資格を持ったスタッフが作業を行ってくれるので、安心できます。遺品の中に貴金属やブランド品があったのですが、買取価格も満足できるものでした。作業費用から差し引いてもらえたので、負担が軽減されました。」

遺品整理業者の選び方

遺品整理業者に依頼する場合、どのような点に注意して選ぶべきでしょうか。以下に主なポイントを挙げます。

見積もりがしっかりしている

遺品整理業者に依頼する際には、見積もりがしっかりしていることが重要です。見積もりは、次のような内容を含む必要があります。

– 作業内容や範囲

– 作業人数や時間

– 作業料金や処分費用

– オプションサービスや買取サービスの有無と料金

– 支払い方法や期限

見積もりは書面で提示されることが望ましく、契約前に必ず確認しましょう。また、見積もりと実際の作業内容や料金に差異がないことを確認しましょう。見積もりと異なる場合は、追加料金が発生する可能性があります。

遺品の探索を依頼できる

故人が残した遺品の中には、貴重品や思い出の品など、遺族が探しているものがあるかもしれません。しかし、遺品整理は時間や体力がかかる作業であり、遺族がすべての遺品を確認するのは困難な場合があります。そこで、遺品の探索を依頼できる業者を選ぶと便利です。

遺品の探索とは、遺族が指定したものを業者が探してくれるサービスです。例えば、次のようなものを探索してもらうことができます。

– 遺言書や戸籍謄本などの書類

– 通帳や印鑑などの財産

– 宝石や貴金属などの貴重品

– 写真や手紙などの思い出の品

遺品の探索を依頼する場合は、事前に探してほしいものや場所を伝えましょう。また、見つかったものは別途梱包して保管してくれる業者を選ぶと安心です。

遺品のご供養を任せられる

当社Purchase&Planningは、遺品のご供養にも力を入れています。遺品整理では、次のような供養サービスを提供しています。

– 遺品のお焚き上げ

– 遺品のお寺への納骨

– 遺品のお墓への埋葬

– 遺品の寄付や慈善活動

これらのサービスは、遺族のご希望に応じて行います。また、当社Purchase&Planningは、仏教やキリスト教など、さまざまな宗教に対応しています。

買取サービスを実施

当社は、次のような物品を買取することにより、料金からお値引きをしています。

– 家具や家電

– 衣類やバッグ

– 本やCD

– アクセサリーや時計

– 美術品や骨董品

買取価格は、専門の鑑定士が査定し、査定は無料で行います。
買取したものは、リサイクルショップやオークションなどで再販もしくは、海外向けにリユース品として流用する場合もあります。

各種清掃の実施

遺品整理は、遺品整理実施後の簡易清掃から、場合によっては特殊清掃などもする必要があります。

このような資格を持っている業者を選ぶと失敗しないでしょう。

特殊清掃とは、死後数日以上経過した死体や血液などの汚染物質を除去する清掃です。特殊清掃は、専門的な知識や技術が必要ですし、感染症や臭気などのリスクもあります。そのため、プロに任せることが望ましいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

3LDK程度のお住まいの場合、遺品整理費用は無料ではありません。

しかし、整理する手間や、粗大ゴミ・可燃ゴミ・不燃ゴミの仕分けのほか、精神的な苦痛から解放されるために不用品回収業者へ依頼するのはいかがでしょうか?

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