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【業者が教える】遺品整理の費用平均は?

親や祖父母など、大切な人を亡くしたとき、遺品整理は避けて通れない大きな課題です。しかし、遺品お片付けには、費用がかかるもの。

【遺品整理 費用 平均】はいくらくらいなのでしょうか?

自分で行おうとすると、感情的にも肉体的にも大変な作業なため、どこから手をつければいいのかわからない、時間がかかりすぎる、相続人との意見が合わないなど、様々な問題が起こります。

そのような場合は、プロの遺品整理士に依頼した方がトラブル等は無くなるかもしれません。

【遺品整理 費用 平均】を早速見ていきましょう。

Purchase&Planning 代表
竹内 優貴

この記事の監修

遺品整理士協会認定 遺品整理
遺品整理士協会認定 遺品査定
特殊清掃センター認定 特殊清掃士
大阪府警本部 許可 古物商取得

大阪・兵庫を中心に遺品整理・不用品回収を18年行っているPurchase&Planning。業界の良いところ、悪いところ熟知しています。

お見積もりは、どこでも無料ですので、ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。

遺品整理とは、故人が残した遺品や家財道具を整理することです。遺品整理には、遺品の分別や搬出、処分、清掃などの作業が含まれます。遺品整理にかかる費用は、一概には言えませんが、次のような要素によって決まります。

– 遺品整理の量

故人が残した物の量や種類、部屋の広さや階数などを指します。物の量が多いほど、作業時間や処分費用がかかります。また、部屋が狭い場合や階段が多い場合は、搬出作業が困難になるため、追加料金が発生することがあります。また、建物内のエレベーターの有無なども関わります。その理由は、搬出の時にかなりの手間がかかるためです。

– 遺品整理の内容

 遺品の分別や搬出、処分、清掃などの作業の詳細を指します。例えば、遺品の中に貴重品や思い出の品がある場合は、丁寧に仕分けや梱包を行う必要があります。また、遺品の中に不用品や汚れた物が多い場合は、処分費用や清掃費用が高くなります。さらに、遺品整理後に部屋を原状回復する場合は、壁紙や床材の張替えなどのリフォーム費用もかかります。

遺品の内容と、量によって変わることがわかりました。

続いて、遺品整理を安く済ませるために、どのように遺品整理業者を選べば良いのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

遺品整理業者の選び方

ここで、不用品回収業者を選択してしまうと、隠れている現金や、貴金属なども不用品として依頼者側が気付かず回収されてしまうこともあるようです。そのため、資格のある遺品整理業者を選ぶことが大切です。その際の注意点を見ていきましょう。

    – 見積もりを取る

依頼する前に、必ず見積もりを取りましょう。見積もりは無料で行ってくれる業者が多いです。見積もりでは、遺品整理の規模や内容に応じて、作業料金や処分費用などの詳細な内訳を提示してもらえます。見積もりを取ることで、適正な価格かどうか判断できます。

   – 口コミや評判を調べる

口コミや評判も参考にしましょう。インターネットや雑誌などで、過去に利用した人の感想や評価を調べることができます。口コミや評判では、作業の質やスピード、対応の良さなどを知ることができます。

 – 認定・資格・保険を確認する

認定・資格・保険も確認しましょう。認定・資格とは、遺品整理業界団体から与えられる証明書や資格証です。認定・資格を持っている業者は、遺品整理のノウハウや倫理観を持っていると言えます。保険とは、遺品整理中に発生する事故やトラブルに備えるものです。保険を加入している業者は、万が一の場合にも責任を負ってくれます。

以上のように、遺品整理の費用の決まり方は、遺品整理の規模や内容、遺品整理業者の選び方によって変わります。遺品整理は、故人の想いや遺族の気持ちを大切にする作業です。適切な費用で、信頼できる業者に依頼しましょう。

遺品整理の費用相場

遺品整理の費用は、冒頭にも記載したように、

– 部屋の広さ(間取り)

– 荷物の量(立米数)

– 処分品の種類(一般ゴミ・産業廃棄物・買取品など)

これらの要素によって決まってきます。

部屋の広さは、間取りで表されることが多く、1Kや2LDKなどというように略され、1Kはキッチン付きの1部屋、2LDKはリビング・ダイニング・キッチン付きの2部屋という意味です。部屋が広ければ広いほど、作業時間や人員が増えるため、費用も高くなります。

荷物の量は、立米数で表されることが多く、1立米は1m×1m×1mの立方体という意味です。荷物が多ければ多いほど、処分費用や車両費用が増えるため、費用も高くなります。

処分品の種類は、一般ゴミ・産業廃棄物・買取品などに分けられます。一般ゴミは市町村が収集する家庭ごみであり、処分費用は安いです。買取品は家電や家具などであり、価値があれば買取もできますが古かったり壊れたりしていると、処分するしかなくなるため、買取ができない可能性もあります。

これらの要素を考慮して、遺品整理の費用相場を間取り別に見てみましょう 。

間取り費用相場
1K・1R18,000円~100,000円
1DK36,000円~150,000円
1LDK・2DK54,000円~200,000円
2LDK・3DK72,000円~350,000円
3LDK・4DK90,000円~500,000円
4LDK・5DK・それ以上108,000円~650,000円

この表からわかるように、遺品整理の費用相場は20万円前後と言えます。ただし、これはあくまで目安であり、実際の費用は荷物の量や処分品の種類によって変わります。引越しシーズンの3月や9月は繁忙期とされ、費用が高くなる傾向にあります。

遺品整理の費用を安くする方法

遺品整理の費用は決して安くないものですが、安くする方法はあります。以下に、遺品整理の費用を安くする方法をいくつか紹介します。

事前に整理できるものはしておく

遺品整理の費用は荷物の量に比例します。ですから、事前に整理できるものはしておくと、費用を抑えることができます。例えば、故人が残した書類や写真などは、自分で仕分けしておくと良いでしょう。また、形見分けをしたいものや残しておきたいものは、遺品整理が必要な部屋以外のお部屋に移動させておくのも良いです。

売却できそうなものは買取に出す

遺品整理には買取サービスもあります。家電や家具など、まだ使えるものや価値があるものは、自ら「買い取ってもらえますか?」と申し出るのも良いでしょう。

買取りサービスを行うことによって、遺品整理料金から差し引かれる場合が多く、処分品として回収される遺品の量も減るため総合的に料金を抑えることができます。

最後に

遺品整理は、故人の遺志を尊重し、遺族の心の負担を軽減する大切な作業です。

しかし、この作業は感情的にも物理的にも大変なものです。専門の遺品整理回収業者に依頼することで、適切な方法で遺品を整理し、遺族の心の負担を和らげることができます。

また、資格を持った業者は、遺品の中の貴重品や思い出の品を丁寧に取り扱い、適切な方法で処分やリサイクルを行います。遺品整理は、ただの物の整理ではありません。

そのため、信頼できる業者に依頼することで、故人の遺志を尊重し、遺族の心の平和を保つことができます。適切な費用で、心を込めて遺品整理を行う業者を選び、故人の思い出を大切にしましょう。

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