生前整理とは?
生前整理とは、生きているうちに自分の財産や持ち物などを整理して、不要なものや遺族が処分に困るものをあらかじめ処分しておくことです。
生きているうちに身辺や財産の整理をする「生前整理」。
今や20、30代でもやっている人もいらっしゃいます。
若くても生前整理をしておけば、突然に事態が起きても、家族に負担をかけないための備えができます。また、自分自身にとっても人生を見つめ直すよいきっかけになるでしょう。
亡くなった後に遺品整理を行う人の負担が減るだけでなく、次世代への相続や引き継ぎに関して行っておくべき問題点に気づき、自分の人生の「やり残し」が回避できるという利点もあります。
ブームにもなっている「断捨離」という言葉が示すように、「もの」を捨てたり誰かに譲ったりして「減らすこと」が大きな目的となります。
処分できなかったものについて、どれをどのように処分するかを誰かに依頼しておくことも、生前整理といえるでしょう。
人生後半期に向けた「身支度」とも言えます。
生前整理で必要なやること4選
1.不用品の整理を行う
2.財産目録を作成する
3.エンディングノートを書く
4.デジタル製品を整理する
この4つが挙げられます。
それでは、順を追って見ていきましょう。
不用品の整理を行う
一番重要なことは、不用品回収です。
所有物には、「遺品として残しておきたいもの」と「処分するもの」があります。
想い出のあるものや、残したいものに関しては、あらかじめリスト化しわかりやすく整理をしましょう。
これをしない場合、遺族の負担を増やしてしまう可能性があります。
また、単身の賃貸物件に不要なものが多いときは、不用品回収業者などがすべて処分してしまう可能性があります。
お持ちのものには、ブランド品や時計・貴金属など売ることが出来るものもあるかと思います。
そのような場合は、当社パーチェス&プランニングのような不用品回収と買取サービスを行っているような業者へ依頼したほうが良いでしょう。
財産目録の作成
財産目録とは、相続財産の内容がわかるように一覧化したものを指します。
相続手続きを行う際には、すべての財産を把握する必要があり、あらかじめ財産目録を用意することで、相続人全員が財産の把握がしやすくなります。
しかし、財産目録を作った後も財産の状態は変化が生じるため、その都度情報を更新することをおすすめです。
この財産目録には、相続する方が困らないように相続人の記載をしておくと尚良いです。
また、財産目録は非常に重要なものですので、細かく分けることが重要でもあります。
例えば、
・不動産
・預貯金
・現金
・有価証券
・保険
・貴金属
・会員権
これらのようなものがあります。
エンディングノートを書く
エンディングノートと遺言書の決定的な違いは、法的効力の有無です。
どちらも遺産相続などについて希望を書くことができますが、遺言書の内容は法的に強制力があり、エンディングノートには法的な強制力はありません。
その点エンディングノートは、強制力はないながらも遺産相続などについて希望を書けますし、「生きている間」のことについても書くことができます。
身近な人が困らないように、病気や不慮の事故にあった時の延命措置についてや介護、葬儀・お葬式、お墓、ペットなど、様々な内容を記しておけるのです。
エンディングノートを書くことで、家族も知らなかったことや思い出を共有することができ、遺された家族への愛情を示すこともできます。
家族や友人それぞれへのメッセージや形見分けリストなどで、自分の思いを伝えられます。
デジタル製品の整理
デジタル製品とは、所有しているパソコン・スマートフォン・タブレットなどを指します。
これらのIDやパスワードを整理すると、遺族が困らなく済みます。
これらの他に、SNSやパソコンソフトのID・パスワードなどをまとめておくのも忘れないようにしましょう。
忘れがちなのは、ネット銀行などのパスワードを忘れてしまうと相続の際に問題になってしまいますので、わかりやすくリストにしておくことが大切です。
最後に
いかがでしたでしょうか?
残された遺族が困らないように行う生前整理。
パーチェス&プランニングでは、生前整理の必須事項、不用品回収と買取を行っております。
皆様がお持ちのものをしっかり整理し、買取可能なお品物に関してはしっかりと現金化させていただきます。
関西圏のお客様であればご連絡いただいてから30分以内に伺います。
お見積りも無料ですので、是非ご雑談くださいませ。